日本グッドイヤーのダイル・ブラッキン社長は10月2日、都内で社長就任後初の会見に臨み、「日本でナンバーワン海外ブランドタイヤの地位を強固なものにする」と抱負を語った。
ブラッキン社長は「まずまず補修用タイヤを強化する。既存の顧客との関係をさらに深めて新しい成長戦略を市場で模索する。小型車や商用車向けなど製品カテゴリーの拡張に加え、サイズおよびレンジの追加も行っていく」方針を示した。
さらに「新車装着用タイヤでは最先端技術やグローバルでの供給体制を活用し日系自動車メーカーの要求に応えていく。さらに日本での研究開発機能も強化し、よりきめの細かい対応を行っていく」と述べた。
米グッドイヤーと住友ゴム工業との16年間にわたる合弁事業解消で、日本グッドイヤーがグッドイヤーグループによる単独運営に切り換ったのを受け、ブラッキン氏が10月1日付けで日本法人の社長に就任した。