独アウディ、車台番号から排ガス不正車を判別…順次世界へ

自動車 ビジネス 企業動向
アウディは公式サイトで、違法ソフト対象車を判別する機能を公開(写真はイメージ)
アウディは公式サイトで、違法ソフト対象車を判別する機能を公開(写真はイメージ) 全 2 枚 拡大写真

世界を揺るがす大問題に発展したフォルクスワーゲングループによる排出ガス試験を巡る不正。同グループ傘下の高級車、アウディが顧客への対応策に乗り出した。

今回の問題では、「EA189」型と呼ばれるターボディーゼルエンジンに、違法なソフトウェアが搭載されていた。しかし、顧客の一部からは、自分の所有する車が違法ソフトウェア搭載車に該当するのかどうか、分かりづらいと、不安視する声が出ていた。

10月2日、アウディはこの問題への対応策を発表。現時点ではドイツ国内の顧客に限られるが、公式サイトに所有するアウディ車の車台番号を入力すれば、違法ソフト搭載車かどうか、すぐに判別できる。

9月28日のアウディの発表では、違法なソフトウェアが搭載されていたアウディ車は、全世界でおよそ210万台。『A1』、『A3』、『A4』、『A5』、『A6』、『Q3』、『Q5』、『TT』の合計8車種が該当する。

アウディは、「この機能を順次、全世界のアウディ公式サイトに拡大していく」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  3. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  4. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  5. “空気圧が減る理由”を徹底解説! 今日から始める賢いタイヤ管理術~Weeklyメンテナンス~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る