VW グループ、全ての投資計画を見直しへ…ミューラー新CEO

自動車 ビジネス 企業動向
フォルクスワーゲングループのマティアス・ミューラー新CEO
フォルクスワーゲングループのマティアス・ミューラー新CEO 全 2 枚 拡大写真

排ガス試験を巡る不正により、創業以来、最大の危機に直面しているフォルクスワーゲングループ。同社の新CEOが、従業員に今後の経営方針を示した。

これは10月6日、フォルクスワーゲングループのドイツ本社で開催された従業員向け説明会での出来事。9月25日、フォルクスワーゲングループのトップに就任したマティアス・ミューラー新CEOの発言を聞こうと、2万人以上の従業員が集まった。

ミューラー新CEOは、「全ての投資計画について、見直しに着手した」と語った。

フォルクスワーゲングループは9月22日、顧客の信頼回復のために必要なサービスなどの費用として、2015年第3四半期に、およそ65億ユーロ(約8700億円)を計上すると発表。今後、世界各国当局からの罰金や、顧客からの損害賠償訴訟などを考慮すると、関連費用がさらに膨らむことが予想される。

今回のミューラー新CEOの発言は、財務状況の改善のために、投資計画の見直しを示唆したもの。同CEOは、「必要ない投資はキャンセルか、延期するつもりだ」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  4. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る