フォルクスワーゲングループの監査役会は10月7日、ハンス・ディーター・ペッチュCFO(最高財務責任者)が、監査役会の会長に就任することを承認した。
ハンス・ディーター・ペッチュ氏は、同日付けで監査役会の会長に着任。取締役会トップのマティアス・ミューラーCEOとともに、フォルクスワーゲングループは新たな出発を切った。
ハンス・ディーター・ペッチュ監査役会長は、声明を発表。世界を揺るがす大問題に発展した一部ディーゼル車による排ガス不正問題に取り組む姿勢を、表明している。
ペッチュ監査役会長は、「何が起きたのか、全ての真実を明らかにするために、全力を尽くす」とコメント。
さらに、「フォルクスワーゲンが顧客や投資家、取引先などからの信頼を回復するために、しっかりと貢献していく」と述べている。