東芝の車載向け画像認識用プロセッサ、デンソーの前方監視カメラシステムに採用

自動車 テクノロジー 安全
画像認識のイメージ
画像認識のイメージ 全 1 枚 拡大写真

東芝は、画像認識プロセッサ「Visconti 2」が、デンソーの車載用前方監視カメラシステム向けに採用されたと発表した。同システムを搭載した車両は、今秋から市場に展開される。

今回採用されたVisconti 2は、カメラからの入力映像を処理し、自動車前方の車線、車両、歩行者、標識などを認識する画像認識プロセッサ。同社独自の画像処理アクセラレータにより、複数のアプリケーションの同時・並列処理と低消費電力動作を実現したことが評価され、採用された。

東芝は、Visconti 2の後続製品として、画像処理性能を高める浮動小数点演算ユニット付き「ARM Cortex-A9 MP Core」を搭載した「Visconti 3」、独自開発の認識装置により、夜間の歩行者認識などの認識性能において昼間と同等レベルを実現した「Visconti 4」を製品化している。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る