リンギ安の打撃受けた自動車セクター、今後値上げの可能性…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
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自動車セクターは今年物品・サービス税(GST)導入による消費者心理の冷え込みに苦しんでいるが、通貨リンギ安を受けてコストが増加しており二重の苦しみを味わっている。

今後、外資系の自動車メーカーは値上げを行うとの観測が浮上している。

UMWトヨタ・モーターは、対米ドル市場でのリンギ安を受けてコストが増えていることを受け、2016年にトヨタ及びレクサスのモデルの販売価格を4-16%引き上げると表明している。ここ数カ月に渡りコストの増加分を吸収してきたが、リンギの下落幅が大きいことから最終手段として販売価格を引き上げるという。

千田真理子

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