【みさと公園クラシックカーフェス15】トヨタ 1600GT5 や ブルーバードU など隠れた名車たちも[写真蔵]

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トヨタ 1600GT5
トヨタ 1600GT5 全 32 枚 拡大写真

10月4日、埼玉県三郷市の「みさと公園」特設芝生広場で「第5回みさと公園クラシックカーフェスティバル」が開かれた。

参加規定は1988年(昭和63年)までに生産された車両(4輪車・3輪車)で、事務局によれば今年の参加台数は177台と、過去最大となった。ここでは、地味な存在ながら確固たる足跡を残したファミリーカーや現代にも繋がるスポーティーカーを写真で紹介しよう。

まずトヨタからは『1600GT5』に注目。『コロナ・ハードトップ』のボディに直4のDOHC 1.6リッターエンジンを搭載し、当時レース界を席巻していた『スカイライン 2000GT-B』を破る成績も収めたモデルだ。『2000GT』の弟分という位置付けで、ミッションやシート、フェンダーミラー、ワイパーなどが共通していて興味深い。

珍しいのは1969年式の『カローラ 1200デラックス』。当初、ライバルの日産『サニー』より100cc上回る1100ccで登場。その後両車は排気量アップ競争を繰り広げるが、この個体はその間の半年ほどしかラインナップされなかったという希少モデルだ。程良いヤレ具合が往時の大衆車らしい雰囲気を醸し出していた。

日産で目を引いたのは、1963年にデビューした2代目の410型系『ブルーバード エステートワゴン』。ピニンファリーナによる欧州調の尻下がりデザインが特徴で、セダンよりワゴンの方が、よりそのラインが強調されて見えるのが面白い。当時は”醜いアヒルの子”と揶揄されたが、今眺めてみるとなかなか優雅に見える。

1973年式の『ブルーバードU』4ドア1600SSSは、50年排出ガス規制直前でSUツインキャブ搭載していた希少車。『サニー エクセレント』はL14型エンジンを積むためにフロントオーバーハングを延長したロングノーズ・スタイル。4ドアセダンは珍しい。

このほか、新車購入から今年で43年目を迎えたという1972年式マツダ『サバンナGT』や、アクの強いデザインが流行したころの『ルーチェ』2ドアハードトップ GSII、軽量コンパクトなボディに強力なターボエンジンを搭載して”ランタボ”と呼ばれた三菱『ランサーEX』の1800ターボ インタークーラーなども目を引いた。

《嶽宮 三郎》

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