レオナルド・ディカプリオ、VW のディーゼルスキャンダルを映画化へ

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世界を揺るがす大問題に発展したフォルクスワーゲングループのディーゼルエンジン搭載車による排ガス試験を巡る不正。このスキャンダルが、米ハリウッドで映画化される可能性が出てきた。

これは10月12日、ロイターが報じたもの。同メディアが関係者から得た話として、「俳優のレオナルド・ディカプリオが代表を務める映画制作会社のAppian Wayと、パラマウント・ピクチャーズが、フォルクスワーゲングループのディーゼルスキャンダルの映画化の権利を取得した」と伝えている。

今回の問題では、フォルクスワーゲングループの一部ディーゼル車に、違法なソフトウェア、「ディフィートデバイス(無効化機能)」を装着。このソフトウェアは、車両がダイナモ上で排出ガス検査を受けていることを、ステアリングホイールや車輪の状態などから察知。排出ガス検査の時だけ、排出ガス浄化機能をフル稼働させて、検査をクリアしていた。

一方、通常の走行状態では、顧客が望む燃費性能を実現するために、ソフトウェアの無効化機能が作動。排出ガス浄化機能が無効化されるために、排出ガス基準を大きく上回る有害物質を放出していた。このソフトウェアは、全世界で最大1100万台に搭載されている可能性がある。

この問題については、フォルクスワーゲングループと米当局との間で、不正を認めるかどうか、激しい攻防があったと伝えられる。映画化するに値する一大スキャンダルといえるフォルクスワーゲングループの問題。同メディアによると、『ニューヨーク・タイムズ』紙のジャーナリスト、Jack Ewing氏が、フォルクスワーゲングループの不正の詳細を記した書籍の映画化権を、レオナルド・ディカプリオの映画制作会社が取得したという。

《森脇稔》

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