ホンダの中国法人は10月9日、9月の中国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は8万2531台。前年同月比は28.5%増と、7か月連続で前年実績を上回った。
ホンダは中国において、東風汽車との合弁の東風ホンダ、広州汽車との合弁の広汽ホンダの2社を展開。9月実績は、東風ホンダが前年同月比73.9%増の3万7426台と、5か月連続で増加。広汽ホンダは5.7%増の4万5105台と、12か月連続のプラス。
広汽ホンダでは、『フィット』が、前年同月比13.6%減の7984台と、マイナスに転じた。『アコード』は1万0648台を売り上げ、前年同月比は15.7%増と、3か月連続で増加。『クライダー』は9139台で、前年同月比は37.8%減と、2か月ぶりに減少した。『オデッセイ』も6.7%減の3828台と、マイナスに。新発売の『ヴェゼル』は、8422台と、優れた立ち上がりが続く。
東風ホンダでは、小型MPVの『ジェイド』が4235台。前年同月比は17.7%減と、2か月連続のマイナス。『CR-V』の9月実績は、前年同月比46.8%増の1万5696台と、3か月連続で前年実績を上回る。新たに投入されたヴェゼルの東風ホンダ版、『XR-V』は1万2033台と好調。
ホンダの2014年の中国新車販売は、78万8276台。前年比は、4.1%増だった。2015年1‐9月は、前年同期比34.1%増の69万4807台。2015年は、前年比2割増の95万台以上の販売を目指す。