【東京モーターショー15】シェフラー、フォーミュラEのショーカーを展示

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フォーミュラE ABT Schaeffler Audi Sport
フォーミュラE ABT Schaeffler Audi Sport 全 2 枚 拡大写真

INA、LuK、FAGブランドで自動車・産業用機械用部品を開発・製造する独シェフラーグループは、10月29日から11月8日まで開催される「第44回東京モーターショー2015」に出展する。

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シェフラーブースの見どころは、パワートレーン関連の最新技術がシステムおよび構成部品まで見られる「グラスカー/ベストオブシェフラー」だ。グラスカーの中には、エンジン関連では、電動可変バルブタイミング機構、UniAir、BAS用ディカップリングテンショナ―、トランスミッション関連では、CVTチェーン、遠心振り子ダンパーを展示。シャシー関連では、電動ロールスタビライザー、車高調整アクチュエーター、e-Mobility関連では、電動アクスル、ハイブリッドモジュールなどを展示する。

グラスカーに加え、BMWの最新3気筒ターボエンジンのカットモデルを展示。油圧ラッシュアジャスター、ローラーフィンガーフォロワーなどの、シェフラーの精密プレスの製造技術を生かした製品や油圧式可変バルブタイミング機構など、様々なシェフラーの技術が採用されている。

トランスミッション関連は、VW向け湿式デュアルクラッチ+遠心振り子ダンパーおよびモジュラーデザイン乾式デュアルクラッチを展示。エンジンの燃費向上技術の一つであるダウンサイジング化に伴う回転変動の振動・騒音の増大を、シェフラーの遠心振り子ダンパーによって抑えることができる。

E-モビリティ関連では、シェフラー内製のハイブリッドモジュール、電動アクスルを紹介。シャシー関連では、電動スタビライザーのカットモデルを展示。グラスカーに含まれるBMWの新型7シリーズ向けとは別に48V仕様のカットモデルを紹介する。

また、昨年から開催された、シェフラーがスポンサーをしているフォーミュラEの「ABT Schaeffler Audi Sportショーカー」を展示。燃費向上などの環境対応に加えて、走りの楽しさへの貢献も、今回のシェフラーブースのテーマの一つ。同チームのドライバーで、ファーストシーズン3位のルーカス・ディ・グラッシ選手も11月3日の13時と18時に来場する予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

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