ルノー 日産、ジェンダーダイバーシティを加速

自動車 ビジネス 企業動向
日産自動車の東京都内の販売店の女性営業アドバイザー
日産自動車の東京都内の販売店の女性営業アドバイザー 全 1 枚 拡大写真

ルノー日産アライアンスは10月13日、ジェンダーギャップの縮小を目指し、引き続き前進していくと発表した。

アライアンスは、数多くの取り組みをグローバルで実施。とくに日本では、女性の採用、雇用、昇級に力を入れている。ルノーおよび日産両社における女性従業員比率は、前年より増加。とくに、管理職における女性従業員の割合が増加した。

ルノーの最新データでは、世界全体での女性従業員の割合が18.4%。2000年の10%、2013年の17.6%から増加した。2014年のグローバルでの女性管理職比率は18.3%。2013年の17%から増加。また。同社のグローバルにおける約2000の重要な職務の内、女性の割合は22.2%となり、2013年の19.6%から増加している。

またルノーは、女性の上級役員の割合においても業界トップレベル。エグゼクティブコミッティメンバー11名のうち2名が女性。ルノーは2016年までに、グローバルにおける女性従業員比率を、開発・技術分野で30%に、販売分野においては50%に引き上げることを目指す。同時に、グローバルで重要な職務に就く女性の割合を25%まで引き上げることを狙う。

日産では、2014年度のグローバル全体の管理職の11.7%を女性が占めた。2013年度の10.6%からさらに増加。日本においては、管理職の8.2%を女性が占めており、前年度の7.1%から増加。これは2004年度から、5倍以上の増加となる。

日産は、日本の大手製造業平均の3倍以上となる女性管理職比率を維持し、国内市場における自動車業界のベンチマークとしての地位にある。日産は2017年4月までに、女性管理職の割合を日本で10%、グローバル全体で14%に引き上げることを目標としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 日本にはないアバルトの高性能SUV、『パルス アバルト』が大胆イメチェン!
  4. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る