はやぶさ2、小惑星Ryuguに向けて地球スイングバイを実施…12月3日

宇宙 テクノロジー
スイングバイの概念図
スイングバイの概念図 全 4 枚 拡大写真

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「はやぶさ2」が小惑星Ryuguに向かうため、12月3日に地球に最接近し、地球の引力を利用して軌道制御を実施すると発表した。

地球の引力を利用して方向転換する「地球スイングバイ」と呼ばれる軌道制御を実施する。

2014年12月3日に打ち上げられた「はやぶさ2」は、打ち上げ後、1年間は地球の軌道と似た軌道に沿って、太陽の周りを公転していた。打ち上げから1年後の2015年12月3日に、地球に最接近し、軌道を小惑星に向けて変える。

地球に最も近づく時刻は12月3日19時07分ごろ(日本標準時)で、高度約3100km、場所が太平洋上空。スイングバイによって、太陽に対する「はやぶさ2」の速度は、約30.3km/sから約31.9km/sに増速、最接近時の地球に対する速度は約10.3km/s。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る