飲酒運転で逆走事故、運転者を危険運転致傷で逮捕

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今年7月、兵庫県神戸市西区内の第2神明道路で軽ワゴン車を酒気帯び状態で運転し、逆走による衝突事故で車両4台と衝突する事故を起こし、4人に重軽傷を負わせた24歳の男について、兵庫県警は15日、自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致傷)容疑で逮捕した。

兵庫県警・高速隊によると、問題の事故は2015年7月9日の午前0時15分ごろ発生している。神戸市西区玉津町水谷付近の第2神明道路上り線(片側3車線の直線区間)を軽ワゴン車が逆走。順走してきた軽乗用車と正面衝突。後続車3台も巻き込まれ、車両5台が関係する多重衝突に発展し、4人が骨折や打撲などの重軽傷を負った。

逆走車を運転していた明石市内に在住する24歳の男も重傷を負ったが、採取した血液によって酒気帯び状態だったことが判明。現場近くにあるインターチェンジの出口車線から本線に進入していたこともわかった。

聴取に対して男は「事故のことはよく覚えていない」などと供述していたが、警察では「アルコールの影響で正常な運転のできる状態ではなかった」ものと判断。危険運転致傷容疑での逮捕に踏み切った。

警察では男を厳しく追及。事故発生の経緯を詳しく調べる方針だ。

《石田真一》

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