タカタ のエアバッグリコール、拡大へ…米国

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タカタのエアバッグリコール対象となっているホンダ アコード(資料画像)
タカタのエアバッグリコール対象となっているホンダ アコード(資料画像) 全 1 枚 拡大写真

タカタ製のエアバッグの不具合による大規模なリコール(回収・無償修理)。米国では、このリコールが拡大することが分かった。

これは10月19日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「10月22日の公聴会において、一部のタカタ製エアバッグのインフレータに関する安全性リスクの最新情報を公開する」と発表している。

もともと、このリコールは、タカタ製のエアバッグのインフレータ(膨張装置)の不具合が原因。ガス発生剤の成型工程や成型後の吸湿防止措置が正しく行われず、密度が不足したガス発生剤が組み込まれた可能性がある。

これにより、エアバッグ展開時にインフレータ内圧が異常上昇。インフレータ容器が破損して飛び散り、出火や乗員が負傷する恐れがあるという内容。

今回のNHTSAの発表は、GMがタカタからの通知を受けて、米国で395台を追加リコールしたことを受けての対応。前席サイドに内蔵されるエアバッグのインフレータに、不具合が見つかったとしている。

《森脇稔》

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