コマツ、第3次排出ガス基準適合のホイールローダを発売…新世代エンジンを搭載

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ホイールローダ「WA30-6E0」
ホイールローダ「WA30-6E0」 全 1 枚 拡大写真

コマツは、国土交通省第3次排出ガス基準に適合したホイールローダー「WA30-6E0」を10月1日から発売したと発表。

新機種は、NOx(窒素酸化物)とPM(粒子状物質)の排出量を大幅に低減し、国土交通省第3次排出ガス基準に適合した新世代エンジンを搭載する。周囲の環境に優しい超低騒音設計を採用、夜間の作業や都市型工事に対応するとしている。

電子制御「STARE-HST」の採用によって、アクセルワークだけで発進、加減速、停止ができ、簡単に運転することができる。「スピードコントロールスイッチ」の採用で、作業にあわせて最大速度を3~15km/h無段階に調整可能。

けん引力を3つのモードから選択設定できる。「Pモード」は、整地・床堀り・かき上げなど、大きなけん引力が必要な作業に適している。「Nモード」は、Vシェイプ・骨材積込み・ロード&キャリーなど積み込み作業に適している。「Sモード」は、除雪・畜産などの滑りやすく、軟弱な路面での作業に適している。

万一の転倒からオペレーターを保護する「運転員保護構造ROPS&ヘッドガードキャノピ/キャブ」を採用した。リア支柱式2本柱ROPS、FOPS、ヘッドガードの規格に適合したキャノピと自動巻取り式シートベルトを標準装備し、転倒時にオペレーターの被害を最小限に軽減する。

前方視界性に優れたリア支柱式2本柱キャノピとモニター位置レイアウトの最適化によって刃先の視認性が良く確実な作業が行えるほか、キャブ仕様は前後とも、ピラーレスガラスを採用し、ワイドな視界を確保した。

ワンタッチフルオープンフード、フィルタ類のリモート集中配置、サイドバイサイドクーリング、燃料回路の自動エア抜き機構などを採用、メンテナンスをやりやすくした。

価格は455万円で、年間1800台の販売を計画する。

《レスポンス編集部》

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