ピーチ、就航3年7か月で連続式耐空証明を取得…機体整備による運休数を減少

航空 企業動向
成田空港を離陸するピーチのA320
成田空港を離陸するピーチのA320 全 8 枚 拡大写真

ピーチ・アビエーション(ピーチ)は10月22日、同社が保有するエアバスA320型機全16機の「連続式耐空証明」を国土交通省より取得。自社による安全・整備管理体制、耐空性の維持・管理体制が国により認められたかたちで、年1回義務付けられていた更新耐空証明検査が不要となる。

耐空証明書は、航空機の安全性を確保するための強度・構造・性能などが基準に適合しているか否かを、国土交通省が検査し、交付するもの。この証明書の有効期間は1年で、同社はこれまで航空機1機の受検のため毎年1回、年間3~4日程度、定期便を運休させてきた。

今回、国から連続式耐空証明を取得したことで、耐空証明の有効期間が「自社の整備規程の適用を受けている期間」に変更となり、同検査実施にともなう定期便運休もなくなり、利便性が高まるという。

連続式耐空証明の取得要件は、「整備規程に基づき適切な整備体制が確立され、かつ十分な能力を有し、これらに基づき適切な整備等が行われることにより継続的に安全性が確保されると認められる場合」とされる。就航してから3年7か月あまりで証明書を取得した同社は「日本の航空会社としては最速」と伝えている。

《レスポンス編集部》

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