アストンマーティン ヴァンテージ GT12…「公道走るレースカー」浅間モーターフェスで公開

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アストンマーティン ヴァンテージ GT12
アストンマーティン ヴァンテージ GT12 全 28 枚 拡大写真

アストンマーティンの最新スーパースポーツ『ヴァンテージ GT12』が、10月24・25日に開催された「浅間モーターフェスティバル2015」で公開された。GT3レーシングカーの技術をフィードバックしたGT12は、1565kgという軽量ボディから最大出力593psを叩き出す、まさに「公道を走るレーシングカー」だ。

GT12は、『V12ヴァンテージ』をベースに、世界耐久レース選手権などで活躍するGT3レーシングカーの技術やノウハウを反映。100kgにも及ぶ徹底した軽量化や、シャシーの改良、見た目にも迫力ある空力パーツの装備などによるエアロダイナミクス性能の向上など、あらゆる部位に手を入れることによって究極のロードゴーイングカーとして昇華させた。

オールアロイ製のV12エンジンは最大出力593ps、最大トルクは625Nmを発揮。最高速度は298km/h、0-100km/h加速はわずか3.5秒と、弩級の加速力を叩き出す。

一方、見た目の派手さや性能と裏腹に、インテリアはアストンマーティンらしいラグジュアリーな空間を実現。いわゆる「グランドツーリングカー」としての快適性も追求したほか、安全性能面においてもアクティブ/パッシブセーフティともに充実させた欲張りなモデルとなっている。

今回展示された車両はソリッドグレーのボディに、鮮やかなイエローをアクセントに配した特徴的なカラーの一台。インテリアもグレー地にイエローのコーディネートが組み合わされたお洒落な仕上がりとなっている。価格は税込みで4000万円。世界でわずか限定100台のみの販売という貴重なモデルだけに、会場での注目度も高い。

《宮崎壮人》

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