【スーパー耐久 最終戦】同ポイント決戦となったST-4クラス…埼玉トヨペットGreenBraveが王座に

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ST-4クラスチャンピオンは、No.52埼玉トヨペットGreenBraveに決定
ST-4クラスチャンピオンは、No.52埼玉トヨペットGreenBraveに決定 全 14 枚 拡大写真

2015年のスーパー耐久最終戦。同ポイントでのチャンピオン争いで盛り上がったST-4クラスはNo.52埼玉トヨペットGreenBrave(番場琢/服部尚貴/平沼貴之組)のトヨタ『86』が王座に輝いた。

第5戦を終えてNo.13ENDLESS ADVAN 86と全くの同ポイントで迎え、最終戦の決戦。予選では52号車の埼玉トヨペットがポールポジションを獲得。一方の13号車ENDLESSはクラス9番手と後方に沈んでしまう。しかし、いざレースになると着実に追い上げ、残り1時間を切ったところで52号車の背後へ。ちょうどアクシデントが発生しセーフティーカーが導入されたこともあり、両者の間隔が一気に縮まった。

残り20分を切って、わずか2秒の間隔でレースが再開。すると13号車の山内英輝が怒涛の追い上げをみせ、52号車を駆る服部尚貴に襲いかかる。コース前半の東コースで距離を縮めデグナーカーブ2つ目でインを狙うが服部も13号車を前に行かせればチャンピオンは獲得できないことを分かっており必死にブロック。毎周にわたってサイド・バイ・サイドの白熱したバトルが展開される。前に出た方がチャンピオンという状況もあり、スタンドのファンも2台の『86』のバトルに釘付けになっていた。

52号車の扉をこじ開けることができなかった13号車の山内。残り2周というところで、戦略を変えヘアピンのアウト側から抜きにかかる。2台はそのまま並んだ状態でスプーンカーブまで走行。服部が意地で踏ん張りポジションを守った。

結局両者の順位は変わることなくチェッカーフラッグ。2位に入った52号車がクラスチャンピオンを獲得した。なおST-4クラス全体ではNo.93 TAKUMI×UEMATSU×SKR S2000が優勝、ST-5クラスはNo.69 BRP★J’S RACING フィットが優勝した。

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  2. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  3. 「アルパインスタイル仙台R4」がグランドオープン、待望の仙台エリアへ出店
  4. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
  5. マセラティの最新スーパーカー『MCPURA』、北米デビュー
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る