住友ゴム、トルコ工場の開所式を開催…欧州市場向け乗用車タイヤ事業を強化

自動車 ビジネス 企業動向
住友ゴム工業グループのトルコ工場
住友ゴム工業グループのトルコ工場 全 4 枚 拡大写真

住友ゴム工業は、トルコに同社グループとして初のタイヤ工場の開所式を、同工場敷地内で実施した。

【画像全4枚】

開所式には、トルコのエルドアン大統領をはじめとする政府関係者、横井裕駐トルコ共和国日本国特命全権大使、首相府投資促進機関のアルダ総裁など、約1200人が出席した。

トルコ工場はチャンクル県に新設した。乗用車用ラジアルタイヤの製造拠点で、総投資額は約5億米ドル。タイヤの生産能力は今年末で日産4000本、2019年末には日産3万本に増強する。

トルコは、経済成長を背景に、自動車用タイヤの需要が増加しているほか、欧州、中東、北アフリカ、ロシア市場に近い。住友ゴムは、トルコ工場の本格稼動によりトルコと周辺市場にタイヤの供給体制を強化し、グローバルでのタイヤ事業の拡大を図る。

開所式では、エルドアン大統領が「トルコは日本の友人に対して協力を惜しまない。共に成長、発展していきたい」と述べた。

また、住友ゴムの池田社長は「トルコと日本の歴史的な出来事によって結ばれた絆を大切に、トルコの経済発展に貢献していきたい」と挨拶した。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. 「バンバン」が復活! スズキは二輪展示でも世界初、日本初が目白押し…ジャパンモビリティショー2025
  4. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  5. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る