【東京モーターショー15】期待高まる、開幕直前の記念パレード…注目モデル目白押し

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【東京モーターショー15】期待高まる、開幕直前の記念パレード…注目モデル目白押し
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10月28日、第44回東京モーターショーのプレスデーが30日の一般公開日に先駆けスタートする。2年に1回開催される国内最大級の自動車の祭典だけあって、国内メーカーからは多数ワールドプレミアが予定されている。

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なかでも注目は、突如スポーツカーのイメージスケッチを公開したマツダである。先日行われた「東京モーターショー60周年記念パレード」において、マツダの小飼雅道社長は世界初の量産ロータリーエンジン搭載車『コスモスポーツ』をドライブした。モーターショーの盛り上がりに少しでも貢献したいという気持ちのこもったチョイスだという。

コスモスポーツはモーターショーでも展示されることが決まっている。「ロータリーエンジンは環境性能や走行性能の目標を高く持って、きちんと開発をしています。モーターショーではファンの皆様に色々とお話を伺いたい。ロータリー(搭載車)を所有していらっしゃる方もたくさん集まってくれると思うが、そのような方とクルマを前にしてお話が出来たら」(小飼社長)と話す。

さらに小飼社長は「マツダファンだけではなくクルマのファンに東京モーターショーに来ていただきたい。若者のクルマ離れという言葉が独り歩きしているが、そんなことはない。あらゆる世代の人が、クルマに興味を持ってくれることが大事。それで、小さな子どもさんも興味が持てる。そういういい流れに持っていきたい」と続けた。

一方、今年からF1活動を復活させたホンダは、『NSX』の市販モデルや『シビック タイプR』を国内初公開、新型燃料電池車や『オデッセイ ハイブリッド』と共に、スポーツ性能と環境性能の両輪をアピールしていく。

トヨタは先日北米で公開された新型『プリウス』を日本初公開するほか、エントリースポーツモデル『S-FR』をワールドプレミア。

日産と三菱は電動化技術にフォーカスした出展となるようだ。三菱は、次世代EVシステムを搭載した小型SUVのコンセプトモデルを展示するほか、開幕直前に舞い込んだニュースによると、日産は「知能化・電動化の将来のビジョン」を提示するコンセプトカーを披露するという。

そのほか、スバルからはブランドの未来像を示す『ヴィジヴ フューチャー コンセプト』、スズキやダイハツからはコンパクトカーの新たな方向性を示すモデルが多数出展される予定だ。東京モーターショーは28日にプレスデーを迎え、30日の午後に一般公開を迎える。

《橋本 隆志》

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