トヨタ紡織、シート骨格機構部品事業を集約…開発から生産までの一貫体制を構築

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トヨタ紡織(イメージ)
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トヨタ紡織は、自動車用シートの競争力強化を目的に、アイシン精機とシロキ工業がトヨタ自動車またはトヨタ紡織に供給しているシート骨格機構部品の事業譲渡を11月1日付で実行すると発表した。

これまで各社で行ってきた開発を集約し、開発力強化と開発スピードの向上を図るとともに、生産を順次移管し、グローバルでシート骨格の開発から生産までの一貫体制を構築していく。

これにともない、アイシン精機とシロキ工業から技術者約90名がトヨタ紡織へ異動し、シート骨格専門の開発組織を整える。

シート開発センターに、シート骨格や機能品開発を担当する「シート骨格開発領域」と、車種に応じたシート開発を担当する「シートアッセンブリー開発領域」を設け、効率的かつ専門性の高い開発体制を構築。両領域が一体となって、さらに高性能で付加価値の高い製品開発を進めていく。

また生産面では、フレームからシート組み立てまで一つの工場で一貫生産することにより、物流費や在庫を低減し、競争力を強化していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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