【東京モーターショー15】2020年に免許を取得する「シェアネイティブ」向け軽EV…日産 テアトロ for デイズ

自動車 ニューモデル モーターショー
日産『テアトロ for デイズ』(東京モーターショー2015)
日産『テアトロ for デイズ』(東京モーターショー2015) 全 14 枚 拡大写真

日産が公開したコンセプトカー3台のうちのひとつが軽自動車EV『テアトロ for デイズ』。真っ白な画用紙を想起させるこのクルマのターゲットは、「仲間とのつながりやシェアが日常的な次世代カスタマー」だ。

「2020年以降に免許を取得する人たちに向けて提案する1台」と語るのは、同社グローバルデザイン本部プロダクトデザイン部クリエイティブチームリーダーの西川満生氏。

「シェアネイティブ。つまり生まれたときからインターネットとデジタルデバイスといっしょに過ごす人たち」(西川氏)

インテリアは、白いシートと、わずかな操作機器のみ。真っ白なインテリアをスクリーンに、さまざまな映像が表示される。「使い方はユーザー次第、大容量バッテリーを搭載し、いつでもどこでも自由に遊べて、自由につながれる。インストルメントパネルでゲームしたり、インテリアに色とりどり模様替えしたり。この軽自動車EVは、クルマではなく、デジタルガジェットという位置づけ」と同社は説明していた。

また、西川氏は、こうしたクルマの展望について、「モニターや素材の進化によって具現化のスピードが変わる。メッシュ状のLEDが普及して、その耐久性が上がったころにはこうしたクルマが登場するだろう」と話していた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る