インド乗用車市場で約40%のトップシェアを握るスズキの現地法人、マルチスズキは10月27日、2015年度 7-9月期の決算を公表した。
同社の発表によると、売上高は1357億4800万ルピー(約2510億円)。前年同期の1199億6300万ルピーに対して、13.2%増と、2桁の伸びを示す。
また、純利益は122億5600万ルピー(約226億円)。前年同期の86億2500万ルピーに対して、42.1%もの大幅増益を達成している。
マルチスズキの2015年度 7-9月期の新車販売台数は、35万3335台。前年同期比は9.8%増と好調だった。このうち、輸出は3万0066台。
マルチスズキは、「インド国内販売の伸びやコスト削減、為替相場が、7-9月期の成長に大きく貢献した」とコメントしている