【東京モーターショー15】『007』仕様のアストン DB9、日本初公開…わずか10台の限定車

自動車 ニューモデル モーターショー
アストンマーティン DB9 GT ボンド・エディション(東京モーターショー15)
アストンマーティン DB9 GT ボンド・エディション(東京モーターショー15) 全 24 枚 拡大写真

英国スポーツカーメーカーのアストンマーティンは、東京モーターショー2015で『DB9 GT ボンド・エディション』を日本初公開した。その名の通り、50年にわたる映画『007』シリーズとのコラボレーションを記念したもので、最新作『スペクター』の公開に合わせての発表となった。今回展示されたのは、世界限定わずか150台のうちの貴重な一台だ。日本では10台のみが販売される。

ラグジュアリー・グランドツアラー「DB9 GT」をベースに、ジェームス・ボンドを彷彿とさせるクールで力強いアクセントが施された。最も目を引くのが、ボディカラー。研ぎ澄まされた刀身のような鋭さを感じさせるシルバーは、ボンド・エディションだけの専用色「スペクター・シルバー」だ。さらに、フロントとリアには純銀製アストンマーティン・バッジ、ボディサイドには専用エンブレムが奢られる。

インテリアの各所にもジェームズ・ボンドへのオマージュを散りばめる。007ロゴを配したシリアルナンバー入りシルプラーク、2+2リアシート・ディバイダーに施されたガンバレル(砲身)刺繍のほか、インフォテインメント・システムのスタートアップ画面にも、ボンド・エディションならではの工夫を凝らした。

室内空間には、ベースモデル以上のラグジュアリーを実現。フルーテッド・レザー、アルカンターラ・ステアリングホイール、サテン・カーボンファイバー・センターコンソール・サラウンドが追加されている。

パワートレインはフロントミッドに搭載された5935ccのV12ユニットに、タッチトロニックII 6速トランスミッションを組み合わせる。最高出力547ps、最大トルク620Nmという猛烈なパワーにより、0-100km/h加速は4.5秒、そのまま295km/hまで加速することが可能だ。

またボンド・エディションの世界観にインスピレーションを受けたアクセサリーも用意。エンボスレザーによるラゲージ・タグ付きグローブ・トロッター製21インチ・トロリーケース、オメガ製「Seamaster Aqua Terra 150mジェームズ・ボンド・エディション・ウォッチ」が付属する。

DB9 GT ボンド・エディションの税込み価格は、「007」にちなみ、2740万0007円となっている。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型試乗】「カッコよさ」盛り込んだ軽ハイトワゴンの逆襲…中村孝仁
  4. 雨天・高速走行時の浮き上がりを防ぐ! ダイハツ『エッセ』など4車種用「スポーツエアロワイパーブレード」を発売
  5. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る