VWグループCEO、「顧客最優先」を鮮明に…ディーゼル不正問題

自動車 ビジネス 企業動向
フォルクスワーゲングループのマティアス・ミューラー新CEO
フォルクスワーゲングループのマティアス・ミューラー新CEO 全 1 枚 拡大写真

一部ディーゼル車に、排ガス規制を不正にクリアする違法なソフトウェアを搭載していたフォルクスワーゲングループ。同社のトップが、この問題に対する最新の取り組み状況を明らかにした。

これは10月28日、フォルクスワーゲングループ取締役会のマティアス・ミューラーCEOが明らかにしたもの。同CEOが、「フォルクスワーゲングループの次なるステップ」を公表している。

この中で、ミューラーCEOは、最優先事項がディーゼル問題の影響を受ける顧客への対応、とした。今回の問題では、全世界でおよそ1100万台のフォルクスワーゲングループ車が対象になる。早期のリコール(回収・無償修理)によって、顧客の不安を解消する意向を示した。

さらに、ミューラーCEOは、第2の優先事項として、今回の問題の徹底調査を挙げた。同CEOによると、真実を明らかにし、そこから学ぶことで、フォルクスワーゲングループは前に進むことができるという。

ミューラーCEOは、「全世界60万人の従業員の全ての取り組みの中心に、顧客がある」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、11月10日にタイで世界初公開へ
  5. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る