VWグループCEO、「顧客最優先」を鮮明に…ディーゼル不正問題

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フォルクスワーゲングループのマティアス・ミューラー新CEO
フォルクスワーゲングループのマティアス・ミューラー新CEO 全 1 枚 拡大写真

一部ディーゼル車に、排ガス規制を不正にクリアする違法なソフトウェアを搭載していたフォルクスワーゲングループ。同社のトップが、この問題に対する最新の取り組み状況を明らかにした。

これは10月28日、フォルクスワーゲングループ取締役会のマティアス・ミューラーCEOが明らかにしたもの。同CEOが、「フォルクスワーゲングループの次なるステップ」を公表している。

この中で、ミューラーCEOは、最優先事項がディーゼル問題の影響を受ける顧客への対応、とした。今回の問題では、全世界でおよそ1100万台のフォルクスワーゲングループ車が対象になる。早期のリコール(回収・無償修理)によって、顧客の不安を解消する意向を示した。

さらに、ミューラーCEOは、第2の優先事項として、今回の問題の徹底調査を挙げた。同CEOによると、真実を明らかにし、そこから学ぶことで、フォルクスワーゲングループは前に進むことができるという。

ミューラーCEOは、「全世界60万人の従業員の全ての取り組みの中心に、顧客がある」と述べている。

《森脇稔》

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