海上保安庁、バーチャルAIS航路標識を運用開始へ

船舶 行政
航海用レーダー表示状況(例)
航海用レーダー表示状況(例) 全 3 枚 拡大写真

海上保安庁は、船舶交通の安全確保を図るための取り組みとして船舶自動識別装置(AIS)を活用して航海用レーダ画面上にシンボルマークを仮想表示させる「バーチャルAIS航路標識」の運用を11月1日から開始すると発表した。

AISは、針路、速力などの船舶の動静に関する情報に加え、航行船舶の指標とるシンボルマークを表示させる機能があり、実際には存在しない航路標識を海用レーダの画面上に表示できる。

国際的には2004年海事機関(IMO)で航海用レーダの性能基準が改正され、航海用レーダの画面上にAISのシンボルマークを表示させることが義務付けられ、さらに2014年には、新しいシンボルマークが承認された。

水深が非常に深いなど、航路標識の設置が困難な海域で、海上交通安全法第25条第2項に規定する経路指定が行われている明石海峡と友ヶ島水道でバーチャルAIS航路標識の実証実験を行った結果、有効性が確認できたことから、正式に運用を開始する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  3. トヨタ RAV4 新型の競合は? 価格帯別にライバルを予想する
  4. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  5. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
ランキングをもっと見る