PSA プジョーシトロエン、実燃費と排ガス性能を公表へ

自動車 ビジネス 企業動向
プジョー308
プジョー308 全 2 枚 拡大写真
フランスの自動車大手、PSAプジョーシトロエンは10月26日、実燃費と排ガス性能の公表に向けた取り組みを開始すると発表した。

これは、フォルクスワーゲングループが、一部ディーゼル車に排気ガス試験を不正にクリアする違法なソフトウェアを搭載していた問題を契機に、実際の走行時と、シャシーダイナモ上での試験時との間で、排ガスデータや燃費性能に違いが大きいと指摘されたことを受けての対応。

PSAプジョーシトロエン取締役会の会長は、グループの技術者に対して、テスト方法を検証し、燃費や排ガス性能を、より実際の走行状態に近い形で公表するよう指示を出した。

PSAプジョーシトロエンは主力車種に関して、できるだけ早期に、実燃費を公表する方針。また、テストの方法については、外部の独立した団体に監修を依頼する予定。

さらに、欧州で2017年の導入を目指しているWLTP(乗用車などの国際調和排出ガス・燃費試験法)の実現に向けて、全面的に協力していくとしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
  5. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る