【東京モーターショー15】「シトロエンは独創性と快適性を約束するブランド」…リンダ・ジャクソンCEO

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シトロエンブランドCEOのリンダ・ジャクソン氏
シトロエンブランドCEOのリンダ・ジャクソン氏 全 8 枚 拡大写真

プジョー・シトロエン・ジャポンは28日に開幕した東京モーターショー15において、3ブランドを別々のブース展開とし、また、合計13台中、10台を日本初公開した。

同社社長のクリストフ・プレヴォ氏はPASグループとして、東京モーターショー15の見どころは3つあるという。まず、「プジョー、シトロエン、DS個々のブランドとして披露されるので、それぞれのブランドイメージが明らかにされる」。

次に、「合計13モデルが展示され、そのうち10台が日本初公開だ」。そして最後は「来年日本で最新のディーゼル車両を導入することを決定した」とコメント。

このモーターショーに合わせて来日した、シトロエンブランドCEOのリンダ・ジャクソン氏も、シトロエンとDSのブースが完全に分かれていることを強調。「昨年からDSは、プレミアムブランドとして地位を確立した」と述べる。

そして、シトロエンブランドについて、「絶えず進化し皆さんを驚かせるブランドだ。その理由は、世界も前進し続けており、また、我々は、流行の後追いはせず、流行を生み出すからだ」と話す。具体的には『トラクションアヴァン』、『2CV』、『メアリ』、『ベルリンゴ』、『DS』、そして、『ピカソ』や日本初公開した『C4カクタス』などを例に挙げ、「シトロエンのウリは大胆さだ。全ての(自動車に関する)“カードをバラバラにして”、新しいアプローチを探す。なぜならシトロエンは常に常に未来を見つめながら変化し、進化してきたからだ」という。

しかし、「やみくもに新しいアプローチを探すことを目的にしているわけではない」とも。「シトロエンは常にユーザーにより良いカーライフを届けることを目標に前進し続けてきた」。それは、「お客様に心地よさを感じてもらうこと。ユーザーのドライブをより快適で容易で楽しいものにすることだ」とジャクソン氏。

つまり、「自由な発想で、独創性と、快適性を提供すること。これがシトロエンからお客様への約束だ」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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