VW グループ、中国工商銀行と戦略的提携で合意

自動車 ビジネス 企業動向
ドイツのメルケル首相の中国訪問に同行したフォルクスワーゲングループのマティアス・ミューラーCEO
ドイツのメルケル首相の中国訪問に同行したフォルクスワーゲングループのマティアス・ミューラーCEO 全 2 枚 拡大写真
一部ディーゼル車に排気ガス試験を不正にクリアする違法なソフトウェアを搭載していた問題で、創業以来、最大の危機にあるフォルクスワーゲングループ。同社のトップが、最大市場の中国を訪問した。

これは10月30日、フォルクスワーゲングループが明らかにしたもの。「マティアス・ミューラーCEOが、ドイツのメルケル首相の中国訪問に同行した」と公表している。

ミューラーCEOは、中国訪問で大きな成果を上げた。それは、中国の中国工商銀行(ICBC)との間で、戦略的提携関係を構築する内容の合意を結んだこと。

フォルクスワーゲングループにとって、中国は最大市場。中国ではガソリン車が主流のため、今回の同社の排気ガス不正問題の影響は、限定的と見られる。その中国での基盤を、さらに強化することになるのが、今回の中国工商銀行との合意だ。

ミューラーCEOは、「この合意の下、中国工商銀行はフォルクスワーゲングループに対して、中国および世界で幅広い金融サービスを提供できるだろう」と述べている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  3. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  4. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  5. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る