弘南鉄道、ラッピング姿のラッセル車など展示…回送列車にも注目

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ラッセル車キ104と連結した電気機関車ED333。大正生まれの機関車だ
ラッセル車キ104と連結した電気機関車ED333。大正生まれの機関車だ 全 2 枚 拡大写真

青森県の弘南鉄道は、11月7日に弘前駅(同県弘前市)周辺で開催されるイベントで、ラッセル車「キ104」や電気機関車「ED333」などを展示する。キ104は夏のイベントで行ったラッピングを施した姿で登場する。

イベントは「弘前駅あずましろ~ど・城東口にぎわい創出イベント『地域をささえる車 大集合!』」で、JR弘前運輸区、あずましろ~ど(弘前駅自由通路)、弘南鉄道弘前駅、城東口周辺で10時から15時まで開く。弘南鉄道の車両展示は同社の駅改札内となるが、イベント参加のみなら無料。ラッセル車は車内も公開する。

ラッセル車キ104は1929(昭和4)年に旧国鉄苗穂工場で製造された車両。夏に行われた親子向けのイベントで、ラッセル車をイメージした同社のキャラクター「ラッセル君」のラッピングを施した。ED333は1923(大正12)年にアメリカのウェスチングハウス社で製造され、ラッセル車と組んで冬期の除雪作業などに使われている電気機関車だ。このほか、ビール列車や「けの汁列車」など季節のイベント列車に使用する専用車両(7154編成)も展示される。

イベントで展示される車両は同日朝に車両基地のある平賀駅から弘前駅に回送されるが、同鉄道広報担当の渡辺康弘さんによると「通常ではまず本線を走行しないような編成で走る予定」で、どのような編成となるか注目される。展示車両の臨時回送は平賀9時43分発、弘前9時55分着のダイヤで運行される予定だ。

《小佐野カゲトシ@RailPlanet》

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