干ばつが続く昔の拠点を支援…カンタス航空がチャリティフライトを運航

航空 企業動向
干ばつが続くクイーンズランド州西部を支援…カンタス航空がチャリティフライトを運航(1)
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カンタス航空は11月1日、干ばつに苦しむクイーンズランド州西部を支援するため、シドニー発ロングリーチ行きのチャリティフライトを前日に運航し、11万4000オーストラリア・ドル(約990万円)以上を集めたと発表した。

クイーンズランド州西部に位置するロングリーチはカンタスがかつて拠点としていた町で、現在は航空会社の歴史を紹介する博物館がある。チャリティフライトは70年代の塗装を再現した「レトロ・ルー」を使用。乗客は人気シェフ考案の料理を堪能し、機内オークションに参加。出発前のシドニーではレオ・セイヤー、ロングリーチではグレン・ショロックのコンサートを楽しんだ。

チャリティフライトの運賃は737豪ドル(約6万4000円)。収益金は「ウェスタン・クイーンズランド・ドラウト・アピール(WQDA)」に寄付される。WQDAは、何年も続く干ばつに悩まされるクイーンズランド州西部の農場経営者・地主などに対する援助の調整・分配を手助けしている。また、カンタスはロングリーチ周辺の観光産業を継続的に支援する方針を明らかにした。

《日下部みずき》

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