VW、米当局の指摘に反論…「V6 ディーゼルに不正なし」

自動車 ビジネス 企業動向
ポルシェ カイエンのディーゼルエンジン仕様
ポルシェ カイエンのディーゼルエンジン仕様 全 2 枚 拡大写真

排気量2.0リットルだけでなく、3.0リットルのディーゼルエンジンでも、違法なソフトウェアが搭載されていたと、米国EPA(環境保護局)から指摘されたフォルクスワーゲングループ。同社がこの件で、声明を出している。

今回のEPAの発表により、この問題はこれまで影響のなかった傘下のスポーツカーメーカー、ポルシェにも拡大。それは、3.0リットルV型6気筒ターボディーゼル「TDI」エンジンが、ポルシェのSUV、『カイエン』にも搭載されていたため。

フォルクスワーゲングループは11月2日、声明を発表。「3.0リットルV6ディーゼルには、排出ガスデータを不正に操作する違法なソフトウェアは、断じて搭載していない」と、EPAの指摘に反論した。

フォルクスワーゲングループは、排気量2.0リットルを中心にした直列4気筒ターボディーゼルTDIの「EA288」型だけに、違法ソフトを搭載していたと認めている。他のディーゼルエンジンでは不正はないと、一貫して主張してきた。

今回の声明では、米当局の指摘に、真っ向から反論した形。フォルクスワーゲングループは、「EPAの調査には、全面的に協力していく」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る