トヨタ自動車の中国法人は11月3日、10月の中国における新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は10万3400台。前年同月比は1.2%減と、7か月ぶりに前年実績を下回った。
トヨタの10月実績の前年同月比は1.2%減と、9月の1.7%増、8月の20%増に対して、失速。2014年夏にモデルチェンジした主力セダンの『カローラ』の販売は好調だったが、『カムリ』や『RAV4』が落ち込んだ影響。
トヨタの中国合弁には、第一汽車との一汽豊田、広州汽車との広汽豊田の2社がある。
トヨタの2014年の中国新車販売台数は、初の100万台超えとなる103万2400台。前年比は12.5%増と、2桁増を達成した。2015年1‐10月は、前年同期比9.9%増の89万5600台。
トヨタは、2015年の中国における新車販売目標を、前年比6.5%増の110万台以上に設定している。