ホンダ岩村副社長、中国の四輪車販売「目標の95万台は達成できる」

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ホンダの決算会見風景。左から岩村哲夫副社長、竹内弘平常務執行役員、鈴木雅文経理部長
ホンダの決算会見風景。左から岩村哲夫副社長、竹内弘平常務執行役員、鈴木雅文経理部長 全 2 枚 拡大写真

ホンダは11月4日、東京・青山の本社で2016年3月期第2四半期決算を発表した。その会見の席上、岩村哲夫副社長は中国での四輪車販売について「かなりいいペースで販売が進んでいる」と述べた。

中国の自動車市場は景気減速から伸び率が鈍化しており、多くの自動車メーカーが苦戦している。そんな中、ホンダは前年に比べて32%も伸ばしており、直近の10月についても25%増と高い伸びを示している。これは『ヴェゼル』や『XR-V』『CR-V』の販売が好調なためだ。

ホンダでは今年の中国市場を2400万台(前年比3%増)と見ているが、販売が好調なことから「今年の95万台目標をなんとか達成できる」と岩村副社長は自信を見せた。また、米国の四輪車販売についても、過去最高の160万台を達成しそうな勢いだ。

ここ数年、ホンダは一人負けと言われるほど苦戦が続いたが、ようやく復調の兆しが出てきたと言っていいだろう。あとは大きく落ち込んでいる国内販売の復活と、2.6%にまで下がってしまった四輪事業の営業利益率をいかに上げていくかが課題と言える。

《山田清志》

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