新日鐵住金、北米で鍛造クランクシャフトの生産能力増強

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第4鍛造プレスライン
第4鍛造プレスライン 全 2 枚 拡大写真

新日鐵住金の米国における鍛造クランクシャフト製造・販売事業会社インターナショナル・クランクシャフト社(ICI)は、米国の自動車需要に対応して増設した第4鍛造プレスラインの商業生産を10月30日に開始した。

北米の自動車販売台数は、2018年までの5年間で100万台以上伸びが予測されている。また、自動車の小型化・低燃費化の流れを受け、鋳造クランクシャフトの鍛造化が加速。その需要は、北米自動車市場の成長に加え、完成車・エンジンの輸入から現地生産、およびクランクシャフトの鋳造から鍛造への切り替えにより、今後も高成長が期待されている。

これまで20年以上米国でビジネスを展開してきたICIは、北米のクランクシャフトの堅調な需要に対応して、これまで3基ある鍛造プレスラインをフル操業体制で対応してきたが、顧客からの増産要請を受けて、第4鍛造プレスラインの設置を2013年に決定。第4ライン商業生産開始後の生産能力は、全体で年間約400万本となり、日本の製鋼所の生産能力と同じ規模となる。

《纐纈敏也@DAYS》

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