ボンバルディア・ビジネス・エアクラフトは11月3日、カナダ・トロント工場の生産ラインにマスコミを招き、次世代ビジネスジェット「グローバル7000」の飛行試験機1号機・2号機を公開した。
現状のグローバル7000飛行試験機は組み立ての最終段階にある。ボンバルディアによると、工場の最終組み立てラインの特長は最新鋭の自動位置決めシステム。レーザー誘導方式の測定により、飛行機の構成要素を完璧に接合できる。作業は予定通りに進んでおり、近いうちに飛行機の胴体に翼が接合されるとみられる。
ボンバルディア・ビジネス・エアクラフトはシリーズで最大の乗客数となるグローバル7000に最優先で取り組んでいる。また、ボンバルディアは今回公開した飛行試験機以外の試験機2機が製造・組み立ての段階にあること、航続距離がより長いグローバル8000計画も着実に前進していることも明らかにしている。