日産、CDP気候変動レポートで国内自動車メーカー唯一の最高評価

自動車 ビジネス 企業動向
日産自動車 リーフ
日産自動車 リーフ 全 1 枚 拡大写真

日産自動車は、国際NPOのCDPが11月4日に公表した「CDP気候変動レポート2015」において、国内の自動車メーカーで唯一、最高評価のAリスト企業の1社に認定されたと発表した。

また、同レポート内の気候変動に関する情報開示レベルを評価する「Climate Disclosure Leadership Index(CDLI)」では、満点の100ポイントを獲得した。

CDPは、環境戦略やCO2排出量の削減努力について情報を収集・分析し、情報開示や取り組みが特に優れている企業を選出している。13回目となる今回は、6000社以上のグローバル大手企業を対象に調査を実施。113社を最高評価のAリストに認定し、「CDP気候変動レポート2015」として公表した。

日産は今回、2050年までに新車のCO2排出量を2000年比で90%削減するという長期ビジョンを掲げ、環境に関する透明性の高い情報開示を行ったことが高く評価された。

また、『リーフ』を始めとしたゼロ・エミッション車の普及やクルマから家庭への電力供給による商品「Leaf to Home」による電力使用量ピークカットの実現、生産工程におけるCO2排出量削減のための確実な取り組みが評価され、国内の自動車業界で唯一、Aリスト企業としての選定につながった。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  2. 下請法が「取適法」に…2026年1月施行の改正ポイントは?
  3. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
  4. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  5. R35 GT-Rのタイムアタックでトーヨータイヤが熱い?! フェニックスパワーで真相を聞いた
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る