タカタ中間決算、最終赤字55億円…リコール関連で特損171億円計上

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タカタのエアバッグリコール対象となっているホンダ アコード(資料画像)
タカタのエアバッグリコール対象となっているホンダ アコード(資料画像) 全 2 枚 拡大写真

タカタは11月5日、2015年4-9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表した。

それによると、売上高は3593億5500万円(前年同期比+19.0%)、営業利益は195億5700万円(+32.8%)、経常利益は163億3100万円(-10.2%)、四半期純損益は55億7700万円の赤字だった。

売上高は、米州やアジア地域での増収が貢献して前年同期比19.0%の大幅増。営業利益も国内では減益となったが、主に米州、アジアで増益となり、32.8%の大幅増となった。しかし、経常利益は為替差損が影響して10.2%減。特別損失としてエアバッグ・リコール関連費用86億円、NHTSAへの民事制裁金等85億円を計上した結果、最終損益は55億7700万円の赤字となった。

また通期業績見通しも下方修正。経常利益を365億円(前回予測比33億円減)、最終損益を50億円(同150億円減)の黒字とした。売上高と営業利益は前回予測を据え置いた。

《纐纈敏也@DAYS》

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