いすゞ片山社長「経営の安定度は改善できてきている」…中間期経常益更新で

自動車 ビジネス 企業動向
いすゞ自動車 片山正則 社長
いすゞ自動車 片山正則 社長 全 4 枚 拡大写真

いすゞ自動車が11月6日に発表した2016年3月期第2四半期連結決算は、海外でピックアップトラックの販売が好調に推移したことに原価低減効果も加わり、売上高、経常利益とも過去最高を更新した。

いすゞの片山正則社長は同日、都内にある本社で開いた決算会見で「成長戦略費用が約180億円と費用が非常に増えたことや、重要市場であるタイ、インドネシアがかなり厳しかった」としながらも、「国内が想定以上だったことや、原価低減活動も比較的順調に進んだことで、増収増益、計画値に対しても上回る結果になった」と説明。

その上で「市場環境の変化をある程度カバーできるようになったことや合理化活動も安定してきている、かなり経営の安定度としては少しずつではあるが、改善できてきているととらえている」と総括した。

上半期実績を踏まえて通期見通しを上方修正した。売上高は前期比4.3%増の1兆9600億円、営業利益は同6.9%増の1830億円を見込む。従来予想に対してはそれぞれ100億円、80億円の増額となる。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る