米VW、ディーゼル排ガス不正で顧客に1000ドル補償

自動車 ビジネス 国内マーケット
VW販売店(資料画像)
VW販売店(資料画像) 全 2 枚 拡大写真

一部ディーゼル車(2.0TDI搭載車)に、排ガス試験を不正にクリアする違法なソフトウェアを搭載していたフォルクスワーゲン。同社が米国において、顧客に金銭的な補償を開始した。

これは11月9日、同社の米国法人、フォルクスワーゲンオブアメリカが明らかにしたもの。「2.0TDI搭載車の顧客ひとりにつき、1000ドル(約12万3000円)の補償を行う」と発表している。

1000ドルのうち、500ドル(約6万1500円)分は、使途を制限しないプリペイドカードで支給。残りの500ドル分は、フォルクスワーゲンの販売店だけで使えるギフトカードとなる。

また、2.0TDI搭載車の顧客に3年間、無料のロードサービスを24時間体制で提供。顧客の不安を和らげる。

フォルクスワーゲンオブアメリカは、この補償を「Goodwill Package」と命名。2016年4月末まで、申請を受け付けるとしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. VW『T-Roc』新型、全車マイルドハイブリッドに…全長120mm拡大で快適性向上
  2. スズキ『アルトラパン』が10年目のビッグマイチェン! 開発者が語る「長く愛される理由」と、それでもデザインを大刷新したワケ
  3. 極限の軽量ホイール革命!レイズ ボルクレーシング『CE28N-plus SL』が示す究極の走行性能PR
  4. フィアット『デュカト』2台をひとつに、キャンピングカー製造を効率化…独キャラバンサロン2025
  5. 「マークXの面影が…」タイで発表された新型「ヤリスセダン」がかっこいいと話題に!「教習車にも」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る