関西で初、ドローン専用飛行場がオープン

航空 企業動向
ドローン(イメージ)
ドローン(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

日本UAS産業振興協議会(JUIDA)、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)、ブルーイノベーションは、無人航空機(ドローン)専用の飛行場「JUIDA・ATRけいはんな試験飛行場」を開設したと発表した。

無人航空機が急速に普及してきたが、4月22日の総理大臣官邸のドローン事件以降、国や自治体による無人航空機の飛行を規制する動きが加速している。9月11日には航空法の一部を改正する法律が公布され、空港周辺以外にも人口集中地区やイベント・催事エリアの上空が飛行禁止空域となる。

自治体で独自に飛行禁止エリアを制定するなど、無人航空機を自由に飛ばせる場所が限定されるようになってきた。

JUIDAでは、国際競争が激しい無人航空機の研究開発支援、人材育成を行うためには、全国各地に、開発機のテスト飛行や操縦者のトレーニングを行うための試験飛行場を用意することが重要と考え、5月にJUIDAの全国第1号の試験飛行場「物流飛行ロボットつくば研究所」を開設した。

今回、関西で初となる「JUIDA・ATRけいはんな試験飛行場」を開設した。試験飛行場開設に合わせ、JUIDAの関西地域部会がATRに設置される。また、ブルーイノベーションは、運営と技術面で協力する。

無人航空機は「空の産業革命」といわれるように、空撮、測量、点検、観測、監視、災害対策、通信、物流等さまざまな分野での活用が期待されている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  4. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る