インド 新車販売、20%増の32万台超え…祝祭特需 10月

自動車 ビジネス 海外マーケット
マルチスズキ アルトK10
マルチスズキ アルトK10 全 3 枚 拡大写真

インド自動車工業会は11月10日、インド国内の10月の新車販売の結果をまとめた。乗用車と商用車を合わせた総販売台数は、32万7225台。前年同月比は20%増と祝祭シーズンの需要で大きく伸び、4か月連続で前年実績を上回った。

10月実績をメーカー別で見ると、インド市場で3割を超えるトップシェアを握るスズキのインド子会社、マルチスズキが10月、インド国内で12万1063台を販売。前年同月比は24.7%増と、18か月連続で増加した。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『セレリオ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『A-スター』『ディザイア』などが、合計で9万7951 台を販売。前年同月比は21.5%増と、7 か月連続のプラス。SUVやMPVなどのユーティリティビークルセグメントでは、小型MPVの『エルティガ』や新発売の『Sクロス』を含めて、10月はセグメント合計で9435台を販売。前年同月比は56.5%増と、6か月連続で増加する。

また、トヨタ自動車のインド車両生産・販売会社、トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)が発表した10月のインド国内新車販売台数は、1万3601台(輸出を含む)。前年同月比は0.8%減と、2か月連続で前年実績を下回った。10月実績の1万3601台の内訳は、インド国内販売分が1万2403台で、前年同月比は1.2%減と、3か月連続のマイナス。販売の主力は、引き続き『エティオス』。

ホンダのインドにおける四輪車生産販売会社、ホンダカーズインディアリミテッドが公表した10月のインド新車販売台数は、2万0166台(輸出を除く)。前年同月比は52%増と、2か月連続の前年超え。小型セダンの『シティ』が7022台で、2か月ぶりに最量販車に。コンパクトカーの『アメイズ』が6971台で、シティに続く。新型『モビリオ』は770台を売り上げている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る