出光興産、昭和シェル石油と経営統合で基本合意

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出光興産と昭和シェル石油は、経営統合することで基本合意したと発表した。

両社は、7月30日に出光興産がロイヤル・ダッチ・シェルから昭和シェル石油の株式33.3%を取得し、経営統合に向けて協議を本格化させることで合意した。

今回、両社は、それぞれの強みを持ち寄り、経営資源を結集することによって屈指の競争力を持つ業界のリーディングカンパニーを作ることで合意した。

両社が対等の精神に基づいて経営統合し、新会社を作り上げていく。統合会社は、社員に誇りと高い満足感がある企業を目指して、両社の既存のよい文化を尊重しながら、次の100年を見据えた新たな文化を定義。本経営統合初日から、これに向かって活動していく。統合会社では、出身母体にとらわれず、全社員が「統合会社の社員」である認識を持ち業務できる制度と環境を作る。

統合会社は、特約店・販売店やビジネスパートナーとの信頼関係を重視、戦略を共有した上で、強固なサプライチェーンを構築する。

統合会社は、精製・供給、物流、販売、間接部門での経費・原材料費削減、付加価値向上により、統合5年目には年間500億円程度の統合効果を見込む。

経営統合方式は、合併を基本方針として、両社で今後検討していく。統合会社は2016年10月から2017年4月の間に発足させる。社名などは未定。

円滑な経営統合に向けて、各代表取締役社長を共同委員長とする統合検討委員会と、代表取締役社長がそれぞれ指名する担当者で組織される分科会で、経営統合についての検討、協議を進める。

《レスポンス編集部》

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