定員の倍にあたる12人が乗車の貨物用ワゴン車が横転事故

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9日午前3時35分ごろ、東京都新宿区内の都道を走行中のワゴン車が路外に逸脱。歩道に乗り上げたうえ、前方の街路灯柱に衝突する事故が起きた。クルマは定員外乗車の状態で、乗っていた12人が重軽傷を負っている。

警視庁・戸塚署によると、現場は新宿区中落合1丁目付近で片側2車線の緩やかなカーブ。ワゴン車は左カーブを進行中に路外へ逸脱。道路左側の歩道に乗り上げ、さらに前方の街路灯柱に衝突した。

衝突によってクルマは横転中破。クルマは貨物用のもので定員は6人だったが、事故を起こした車両には20歳代の男女12人が乗車しており、運転者を含む2人が骨折などの重傷。他の10人も打撲などの軽傷を負っている。

事故当時、このクルマには前席に2人、後席に3人、荷室に7人が乗車していたものとみられる。クルマは高速で走行しており、警察では定員外乗車によってバランスを崩し、結果としてハンドル操作を誤った可能性もあるとみて、運転者の回復を待って自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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