高速道に生卵300個投げた兄弟を逮捕

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9月中旬、神奈川県大井町内の東名高速道路を走行中の車両に対し、大量の卵を投げつけて車両を損壊させたとして、神奈川県警は10日、秦野市内に在住する18歳の少年と、その兄にあたる22歳の男を器物損壊や暴力行為等処罰法違反容疑で逮捕した。

神奈川県警・松田署によると、逮捕された2人は2015年9月20日の午後10時ごろ、大井町赤田付近の東名高速道路上り線に架かる町道の陸橋上から大量の生卵(約300個)を投げつけ、通過した車両41台の車体に傷をつけた疑いがもたれている。

現場付近では前日の19日深夜から20日未明に掛けても同様の事件が発生し、13台の車両が被害を受けていたことから同署員が警戒していたところ、事件発生後に着衣に卵の黄身が付着した男を発見。任意で事情を聞いたところ、他の少年3人も事件に関与していたことが判明した。

投げつけた卵は近くのスーパーから万引きしたものも含まれていたことがわかり、警察では主として犯行に及んだ兄弟を逮捕。従犯の少年2人ついては同容疑で書類送検する方針だ。

聴取に対して2人は「悪ふざけのつもりでやった」などと供述しているが、フロントガラスに卵が当たって視界を失ったクルマもあり、警察では重大事故に発生するおそれもあったとして、事件に至った経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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