フォード、マツダ株の全てを売却…資本関係を解消

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マツダ 本社
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マツダの株式を2.1%保有していた米国の自動車大手、フォードモーター。同社がマツダ株を全て売却し、両社の資本関係が完全に解消されたことが分かった。

これは11月12日、マツダが公表した2016年3月期の第2四半期報告書の中で明らかになったもの。「平成27年9月30日現在の大株主の状況」から、フォードモーターの社名が消えている。

マツダによると、フォードモーターは2015年4-9月期に、保有する全てのマツダ株を売却したという。

マツダは1979年11月、フォードモーターと資本提携を結んだ。その後、1996年5月、フォードモーターがマツダに対する出資比率を33.4%に引き上げたのをピークに、段階的に出資比率を引き下げ。2.1%にまで下がっていた。

今回のフォードモーターのマツダ株の売却により、両社の資本提携の36年の歴史に幕が下りたことになる。

《森脇稔》

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