VWのCO2不正、次なる対策を発表…CO2を再測定へ

自動車 ビジネス 企業動向
VWの排ガス問題(参考画像)
VWの排ガス問題(参考画像) 全 2 枚 拡大写真

フォルクスワーゲングループが排ガス中のNOX(窒素酸化物)だけでなく、CO2(二酸化炭素)でも、実際の排出量よりも低く見せる不正を行っていた問題。この問題を受けて、同社が対応策を発表している。

これは11月13日、フォルクスワーゲングループが明らかにしたもの。「CO2問題の解明に向けた次なる対策」を公表している。

フォルクスワーゲングループは次なる対策としてまず、ドイツ連邦自動車交通局(KBA)の監督下で、改めてCO2排出量の数値を確定させることを予定。欧州ではとくに、CO2排出量の値が重視されており、自動車税制もCO2の数値を元に決定される。同社は、CO2排出量を測定し直し、当局の再認可を得る方針。

これは、最新の2016年モデルでの対策。フォルクスワーゲングループによると、過去のモデルがどの程度の影響を受けるかに関しては、引き続き関係当局と連携し、検証を進めていくという。

また、該当車両を保有する顧客に対しては、「車両の安全性には問題がなく、(安全面では)技術的な措置を講じる必要はない」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
  2. ホンダ株主総会で三部社長「完全否定ではない」日産との経営統合に“未練”[新聞ウォッチ]
  3. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る