樹脂で作る「車輪付きプロダクト」の可能性を探る…多摩美とBASFの産学協同プロジェクト

自動車 ビジネス 企業動向
会場風景
会場風景 全 16 枚 拡大写真

多摩美術大学は11月13~15日、代官山T-SITE(東京・渋谷区)で、プロダクトデザイン専攻生の作品展を開催。展示会のテーマは『Do』で、BASFジャパンとの産学協同プロジェクトによるトランスポーテーション提案も紹介された。

【画像全16枚】

この産学協同プロジェクトのテーマは「Gyro-centric Design」。「車輪のついたプロダクトで、動力を持たないもの」を構想するというもので、その目的はBASFが持つさまざまな樹脂素材の可能性を追求すること。

展示された作品はいずれも2年生によるもので、自転車、幼児用ペダルカー、遊具そしてショッピングカートが各2点ずつの合計8点。複数の樹脂素材それぞれの特性を理解した上で、どの部分にどの素材を用いるかということも勘案されている。

指導にあたった田中秀樹教授は「最新の素材技術や応用例、成形技術などに触れたことで、樹脂に対するイメージが一新した」と語る。学生たちが新世代の素材を新世代の感覚で解釈したことを評価した。

またBASFジャパンのスタッフは、学生たちが素材の特性をよく理解してくれたこと、そしてその特徴を魅力的に表現してくれたことに、大きな喜びを感じたとのこと。

このほか、会場にはさまざまな演習作品が並べられた。なお展示作品だけでなく、展示会の企画立案や会場レイアウトをはじめ設営、運営といったすべてが学生たちの手でおこなわれている。

またBASFによる総樹脂製のコンセプト自転車『Concept 1865』も展示に「ゲスト参加」。同社創立年の名を冠し、その当時の最先端プロダクトを現代の先端技術で再構築したデザインは、学生たちの大きな注目を集めていた。

《古庄 速人》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 民事再生中のEVモーターズ・ジャパン、EVバス事業をイクヨに譲渡
  2. 純正の配線につなぐだけ、三菱『デリカミニ』日産『ルークス』用「アイドリングストップキャンセラー」発売
  3. 大矢アキオが語るフィアット『パンダ』46年 東京・渋谷で10月3日トークイベント
  4. フィアット『トポリーノ』に「Vilebrequin」、地中海沿岸のライフスタイルを表現
  5. 「これ市販車なんだよな…」トヨタの新型スーパーカー『GR GT』に再び脚光! 欧州公開で日本のファンも「乗ってみたい」と注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  3. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
  4. 機械式駐車場の最適化コンサル、マンション管理組合向けに新サービス開始…さくら事務所
  5. 大和ハウスベンチャーズ、自動運転幹線輸送のT2に出資…レベル4実現へ
ランキングをもっと見る