マツダ、直噴ガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」を新開発

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マツダ SKYACTIV-G 2.5T
マツダ SKYACTIV-G 2.5T 全 6 枚 拡大写真

マツダは11月19日、2.5リットル直噴ガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」を新開発、2016年春より北米から販売を開始する新型クロスオーバーSUV『CX-9』に搭載すると発表した。

SKYACTIV-G 2.5Tは、シリーズ初のターボエンジンとして開発。自然吸気エンジンSKYACTIV-G 2.5をベースに、排気脈動の制御に着目した世界初の新技術「ダイナミック・プレッシャー・ターボ」を搭載する。十分な排気エネルギーを得られる高速域ではバルブを開き、通常のターボ同様、脈動の少ない状態で稼働。一方、低速域ではバルブを絞り、ターボラグの要因となる、各ポートからの排気の干渉を抑制する。

また、理論空燃比領域を拡大する「クールドEGR」を採用。燃焼後の排気ガスの一部を取り出し、EGRクーラー後の低温不活性ガスとして再度吸気。燃焼温度を低減させてノッキングの発生を防止し、理論空燃比領域の拡大と点火タイミングの最適化によって燃費を改善する。

SKYACTIV-G 2.5Tは、優れた燃費とともに中低速領域でのリニアで力強い加速感、ターボラグのない良好な応答性を実現。最高出力は227HP、最大トルクは4リットルV8自然吸気ガソリンエンジン並みの420Nmを発揮する。

《纐纈敏也@DAYS》

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